切り拓く

先日廃材アーティスト高橋耕也氏の作品を拝見する機会があった。
これまでも何度か作品を目にすることはあったが、じっくりとこれだけの数の作品を見たのは初めて。
たちまち高橋耕也氏の世界に引き込まれた。

廃材 とは言っているが、時を経て味と深みを増した素材、といった雰囲気である。
どの作品も手をかけて丁寧に作られ、繊細さ・大胆さの両方を持ち合わせ、ユニークで洗練されていて親しみや優しさ、楽しさを感じるものばかり。





展示会場にいらした奥様からお話を伺うと、廃材アーティスト という名前だけでは収まらない多彩な才能の持ち主。
絶え間ない努力がセンスと技術を磨き続けてきたのだろう。
後日、彼のサイトを拝見したところ、こんな言葉が書かれていた。
「どんな道へ進んだとしても、知識や便利な道具を使いこなすのは常に経験しかないと考えている」
この人の経験量は半端なものではないと思う。
自分を信じて常に前進することは決して容易なことではないけれど
何に対しても一生懸命打ち込んでいるから、その経験が身となり自分の力になっている。
そしてその全てが自分の作品へと形を変え、見る人へ影響を与えている。
燃え続ける星のような人だと感じた。
現在、嬬恋村にご自身のミュージアムを建設中ということだ。
大人も子供も楽しめる、わくわくする空間になるに違いない。
きっと建物やその周りの自然までもが作品になることだろう。
楽しみが一つ増えた。ミュージアムのオープンが待ち遠しい。
高橋耕也氏のサイト 工房ものずきん
*追記 今度Art Craft Partyが出店するイベント、 12月7・8日代々木公園で行われる“アースガーデン クリスマスマーケット”で工房ものずきんも出店するようです!
お近くの方は是非是非いらしてくださいね♪ お見逃しなく!

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