花を活ける

時々、無性に花を活けたくなります。
花を活けることで頭がいっぱいになり、花を活けるまで落ち着きません。
そんな時は花器とハサミを持って庭に出ます。
今は庭木も紅葉が始まり、草の種も膨らんできていました。
植物はどの瞬間を切り取っても完璧な美がそこにあります。
壁に這うツタの紅さとクサボタンの実の形に目を奪われたので、
秋の日射しのような色の小菊と合わせて活けてみました。
幸せなことに、うちには妹の作る花器がたくさんあるので
“今日使いたい花器”を選ぶことができるのです。
ツタの流れるラインを出したかったので高さがある生成り色の花器を使いました。
それからもう一つ、初夏から咲き続けている琉球朝顔。
ちょっと季節感がないかなぁ・・と思いながらも紅葉した枝物と合わせてみると
どきり
とする色合いになったのでこれも早速活けてみました。

光に透ける薄い花びらが美しく見えるように窓辺へ。
寒くなってきたので朝顔の花も軽く一日は咲き続けています。
腕はイマイチですが、やっと気持ちが落ち着き自己満足!来年はいけばなを習うぞー!!
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